縫製

縫製

目次
タテ使い・ヨコ使い
巾継ぎ
本縫・すくい縫い
裾仕様
フック(Aフック・Bフック)
形状記憶加工・形態安定加工


タテ使い・ヨコ使い

生地

まずは、カーテンの元となる生地についてご説明します。

カーテンに使用される生地には、
100cmから300cmくらいまで、色々ながあります。
(上の写真の生地は150cmの生地巾)

100cmから150cmくらいまでの生地を「タテ使い生地」と呼び、
200cm、300cmなどの生地を「ヨコ使い生地」と呼びます。
生地を使う「向き」でタテ、ヨコとわけています。

タテ使いとヨコ使いでどう変わるのかと言うと、大きくは継ぎ目の問題です。
次の項目では、どのように継ぎ目ができるのかをご説明いたします。





巾継ぎ

一般的なカーテンの生地は、巻きに対してタテ向きに使うように作られています(タテ使い)。
それに対して、巻きに対してヨコ向きに使う生地があります(ヨコ使い)。

最大寸法に限りはあるものの、ヨコ使い生地は生地を継ぎ足さずに幅が大きいカーテンを作ることができます。
生地の使い方

ドレープ(レースでない方のカーテン)はタテ使いがほとんどです。
レースはタテ使いとヨコ使いの割合が7(タテ):3(ヨコ)くらいです。

ドレープはごく短い幅を除き、巾継ぎが基本的に入ります。
レースは生地が薄いため巾継ぎがない方がきれいです。

継ぎ目を気にされる方は、ご注文前に巾継ぎが入るかどうか聞いてみてください。
生地の選び方や縫製方法をアドバイスいたします。

巾継ぎ

巾継ぎ

参考ブログ→「巾継ぎの問題」
参考ブログ→「フィスバの縫製」
参考ブログ→「ハギ合わせ(巾継ぎ)の美しさ」
参考ブログ→「レースの巾継ぎの問題」


本縫・すくい縫い

 カーテンの縫製には、「本縫い」と「すくい縫い」があります。
また、「すくい縫い」には、1本糸のすくい縫いと2本糸のすくい縫いがあります。
1本糸のすくい縫いよりも、2本糸のすくい縫い(おくまつり縫いともいいます)の方がほつれにくいです。


レースは薄いので本縫いにしますが、ドレープは縫い目が表に見えにくいすくい縫いの方がより美しい仕上がりになります。

本縫い  すくい縫い
(左は本縫い、右はすくい縫い)

遮光の生地は、中に黒糸をはさんでいるため、本脱いだと縫い目の黒糸が目立つため、
すくい縫いがおすすめです。

メーカー縫製でも、専門店でも、本縫い縫製をレギュラー価格、すくい縫製をハイグレード価格に設定している場合が多いようです。

参考ブログ→初めてオーダーカーテンを注文される方への講座⑤ 本縫いすくい縫い」
参考ブログ→「2本糸のすくい縫いミシン」
参考ブログ→「業界初って?」
参考ブログ→「縫製加工所紹介(5) 自走式2本糸すくい縫いミシン(動画) 」





裾仕様

カーテンの裾の仕上げにも何種類かあります。
ドレープは基本的に10cmの折返しの三つ折り仕様ですが、
レースは大きく ウエイトテープ仕様と、三つ折り仕様に分かれます。

レース裾仕様


裾ウエイト仕様は当店では3種類扱っております。

<1・ウエイトテープ(おもり)を糸でぐるぐる巻きつけるタイプ>
裾ウエイト 従来からの方法で、根強い人気です。この方法をご指定いただくこともよくあります。
生地にもともと縫い付けられているものもあります。構造上、糸が一部解けてしまうと、そこからどんどん取れてしまいます。
また、経年劣化によりウエイト部分と生地との境目が弱くなり、ウエイトがごっそりと落ちてしまう可能性もあります。

<2・ウエイトテープ(おもり)はなく、糸のみをぐるぐる巻きつけるタイプ>
巻きロック
形状記憶加工
をかける場合、熱によりウエイト部分が縮む場合があります。その際は、おもりを入れない類似的なウエイトロックを装飾的に着けます。生地に形状記憶加工がほどこそされている場合は、おもりがなくてもきれいなウエーブを得ることができます。

<3・ウエイトテープ(おもり)を生地で巻き込むタイプ>
裾ウエイト 当店では、形状記憶加工を除くヨコ使いレース生地の標準仕様として、この方法を取り入れています。
また、従来裾ウエイトロックの場合は不可能といわれていた、
縦使い生地の場合も裾ウエイトが可能です。
柄のある生地をお選びの場合、この方法を使うことで生地の裾ぎりぎりまで柄をいかすことができます。


参考ブログ→「レースの裾ウエイトロック仕様について」
参考ブログ→「オーダーカーテン縫製へのこだわり」

フック(Aフック・Bフック)

カーテンには、Aフック・Bフックとよばれる用語があります。
これは、カーテン上部についている部材(アジャスターフックや今は少なくなりましたが金属フック)の形状のことです。

Aフックとは、カーテンを取りつけた時にカーテンレールがみえている状態の仕様。
装飾レールや、カーテンボックスに機能性レールが付いている場合の主な仕様です。
端に寄せた時、Bフックにくらべ少しすっきりします。
Aフック
Bフックは逆にカーテンレールがかくれる仕様です。
機能性レールが正面付けされている時の主な仕様です。
端に寄せた時は、Aフックにくらべ少しもたつきがあります。
ヒダ山とヒダ山の部分は前に押し出されます。
Bフック
ックの形がそれぞれアルファベットに似ていることからA・Bとつけられました。

参考ブログ→「AフックBフック」

形状記憶加工・形態安定加工

どんなに上手にカーテンを縫製しても、生地に張りがあるときれいなウエーブが出ません。
ポリエステル素材の生地に対しては、熱の力でカーテンのウエーブを作り出す方法があります。
名称が統一されておらず、各メーカー独自の表現をしています。


形状記憶加工・形態安定加工

ウエーブを美しく表現するための加工には大きく分けて2つあります。
<1.真空状態で生地に熱を加える方法>
<2.カーテンのヒダに沿わせて熱風を当てる方法>


形状記憶加工・形態安定加工

<1.真空状態で生地に熱を加える方法>
カーテンの形に縫製する前の段階で波型の板の上に生地を沿わせ、大きな真空釜にセットして熱を加えます。
ポリエステルは硬化しない程度の一定温度を加えた状態で特定の形状にしておくと、常温に戻してもその形を保つ特性があります。その特性を利用して、滑らかなウエーブを得ることができます。
半永久的に形状を記憶するといわれています。


形状記憶加工・形態安定加工


<2.カーテンのヒダに沿わせて熱風を当てる方法>

カーテンの形になった状態で専用の機械にセットします。縫製したあとのカーテンに熱を加えてウエーブを整える方法です。
形状記憶加工同様ポリエステル100%の素材でないとできません。
決まった波の型があるわけではなく、カーテンの状態に合わせて1ウエーブずつ手作業で調えていきますから、たいていの
倍率のカーテンに対応できます。
裾を引張り気味に機械にセットするので、仕上がりのウエーブ感はやや角が尖った感じになります。


参考ブログ→「オーダーカーテン縫製へのこだわり」




カーテン夢工房

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